セキュリティを高める

テレビニュースで、防犯カメラの映像が流れることがよくあります。
釘をばらまく、車に傷をつける・・・何が楽しくてそんなことをしているのか
さっぱりわかりませんが、被害には遭いたくないものです。

防犯カメラの存在は多少なりともその抑止力となりますが、
ハイセキュリティな賃貸物件といえるかというと、防犯カメラだけでは
物足りません。

一般に侵入者は、侵入に5分以上かかると7割が侵入を諦めると言われています。
「侵入のしにくさ」がセキュリティを高めるのです。

・「侵入しにくい出入り口」
道路から人の出入りが確認できる共用出入り口です。
玄関だけでなく駐車場からの出入り口なども樹木や塀で死角とならないようにしましょう。

・廊下や階段には照明センサーライト
侵入者を照らして威嚇したり、防犯カメラ撮影の補助になったりします。
周囲の明るさや動き、温度の変化に探知する仕組みです。防犯カメラと併用のものも
あります。電源のないところでも、乾電池タイプやソーラーパネルタイプがあるので
有効な場所を探しましょう。

・「CPマーク」のついた商品を取り入れる
「CPマーク」とは、防犯性能試験に合格し、防犯建物部材目録に掲載された商品にのみ
使用が認められているマークです。窓ガラスや面格子、防犯サッシ(補助錠等付き)などが
あります。

・玄関ドアにも一工夫
ドアのこじ開けを防ぐガードプレートは3,000円程度であります。また、サムターン回しを
防止するサムターンカバーは300円ほどです。

・2階への侵入を防ぐ
駐輪スペースや物置などが2階への足場になっていないか、チェックしましょう。

場所によっては人通りが少なく、女性の一人暮らしからは敬遠される物件もありますが、
しっかりと対策を練って、ハイセキュリティであることをアピールしたいですね。