テレワーク導入は「生産性向上・業務効率化」が目的だと考えている企業がほとんどです。以前にテレワークのメリット・デメリットをあげましたが、実際のところ生産性はあがるのか、アンケート調査結果を見てみましょう。
在宅勤務をしている人としていない人に、コロナ前と比較して生産性は向上したのかアンケートをとったところ、「在宅勤務をしている人」の24%が「生産性が向上した」と回答しています。
周りに人がいないことで、自分だけの業務に集中できるようになり、それが生産性向上の要因になっているようです。
一方で生産性が下がったと回答した人の生産性低下の要因を確認してみると、メールやチャット等で文字だけでのやりとりが増え、それが非効率だと感じています。
引用元(NTTコムリサーチ「テレワークと会社満足度に関する調査」)を元に作成
自分だけの作業に集中できる為に生産性が向上すると感じている人がいる一方で、上司や同僚との連絡手段が文字情報がメインとなり、非効率な環境を生み出していることがわかります。
次回はそのような課題を解決する為にはどうすべきか、考えていきます。