バス・トイレ別の壁を乗り越える

「シングルに聞いた住まいの設備ランキング2021」がSUUMOより発表されました。

付いていて当たり前・付いていない家は借りないと思う設備・仕様、男女とも一位は
「バス・トイレ別」でした。

当然の結果だとは思うのですが、バス・トイレ同室がまだまだ健在なのも事実です。
バス・トイレ同室は築でいうと30年以上経っている物件がほとんどです。
どの地域でもかなり安い家賃帯ですよね。
バスルームとトイレを分けるリフォームはそれなりに高額で、家賃と釣り合いません。
賃貸経営者にとっては頭の痛い問題です。

バス・トイレがユニット化されたのは、日本が高度成長時代を迎えた1960年ごろだそうです。
労働力が不足しているところに、超高層のホテルニューオータニの建設が決まったものの、
東京オリンピックの準備も重なり、工事期間が約17ヶ月という制約の中いかに省力化するかが課題と
なって生まれたのが、バス・トイレ同室の3点ユニット。当時は画期的な商品としてもてはやされたに違いありません。

それがいまや皆からの嫌われ者・・・なんとも心が痛む問題です。

そこで、コスト高のリフォームをせず、少しでも見栄え良く、と考えると
シャワーラックや小物を使ったステージングを試してみてはどうでしょうか。

小物はそのまま入居者プレゼントとしても。
また、シャワーホースとヘッドも新調。浴室用のカッティングシートで
一部だけ変化をつける、なども有効です。

湯船浸かりたい派の方には、なかなか厳しいバス・トイレ同室ですが、
ちょっとしたアイデアとセンスで、寛げる空間を生み出し、バス・トイレ別、の壁を
乗り越えましょう。