内覧時に差をつけるホームステージングのポイント

久しぶりの更新ですみません。すっかり寒くなりました。

博多駅には恒例のイルミネーションが。

さて本日は、繁忙期に絶対空室を決める!ホームステージングのポイントを考えていきます。
ホームステージングの効果を出すには、行き当たりばったりにエレメントを置くだけでは不十分です。
計画からエレメントの配置と、順を追って行わないといけません。

まずは部屋の状態から確認します。壁紙に汚れはないか、キッチン周りに曇りがないか。
点検と清掃から開始します。排水溝から臭いがあがっている場合はきちんと対策を取りましょう。

次にターゲットを設定。極端な例ですが、単身用のワンルームに子供用のデスクを置いても意味がありません。その部屋に入居するのはどんな人なのか。単身?DINKS?ファミリー?単身であれば男性?女性?年齢層は?
周辺状況や既入居者を分析し、ターゲットを定めましょう。

ターゲットが決まったら、コンセプトを設定します。北欧風、和風モダン、シンプルライフ、ロココ調など。なぜにコンセプトが必要かというと、エレメントの選択がしやすくなるからです。
コンセプトがあることによって、多少センスに難がある人がエレメントを選んでも、チグハグなものは選べなくなります。ちなみに、「北欧風とは?」という疑問があるときは、ネットで検索すればいくらでも出てきます。

エレメントは、大きいものから順に選んでいきます。リビングであれば、カーテン、ソファ、ローテーブル、ラグ・グリーン・ランプ・・・といった順でコンセプトに合ったものを選んでいけば間違いがありません。また、大きいものにあまり鮮やかな色味を選んでしまうと、コーディネートが難しくなります。好みはさておき、大きいものには無難な色、小さいもので個性を出す、くらいで考えれば失敗しにくくなります。

部屋の広さや状態によって、ソファの大きさやラグが必要かどうか、などを判断して選びます。
また、目線を上にむけるためにも、アートなどを飾ることも有効です。
クッションや雑誌、写真立てなどの小物も雰囲気作りには重要です。
出窓があればグリーンを置く、など部屋の特徴を活かした配置も検討しましょう。

なお、ホームステージングはもちろん内見のために行うものなので、エレメントの配置には
当然、生活動線を考えなければいけませんが、撮影となるとまた話は別です。
ポータルサイトなどに掲載する写真は、一番映える配置で撮ることをオススメします。
写真を撮ったあとに、動線に問題ない配置に修正しましょう。

選ばれる部屋作りのため、ポイントを押さえたホームステージングを行っていきましょう!