半導体不足の影響

世界的な半導体不足が続いています。
この事態は様々な要因が絡み合っているのですが、主要な要因の一つは
コロナウィルスにあると言われています。

新型コロナウィルスの世界的流行で生産が抑制されていたものが、
予想に反し需要が急回復し、各業界で半導体の奪い合いが発生。
それに輪をかける形で、半導体工場が災害や火災により被災してしまったこともあります。

もともと存在していたサプライチェーンリスクが顕在化したともいえるようです。
テレワークやリモートワークで必要となるPC、タブレット、Webカメラ、また自動運転性能がついた
自動車の需要は今後も伸び続けると思われ、それらに必要な半導体も需要が加速していくことは必至です。現実にサプライチェーンマネジメントを見直す流れが各国でみられています。

賃貸住宅については、エアコンや温水器について影響が出始めているようです。
どちらも毎日の生活に欠かせないもので、壊れてしまったらすぐに取り替えが必要となります。
在庫を使ってしまうと、その後の納期の予測がまったくたたないことになっている業者もあるようです。