周辺の古いアパートには、一階を利用した飲食店がたくさんあるようです。
カレーの勉強をさらに深めようと、塩分はできるだけ控えるようにと言う医者の助言を聞かずに、一日一食のカレーを目標にしました。
先日行ったのは、大濠公園の南側にあるここ。古いアパートで居室は入居者募集しているのに、一階はカレー屋さんが絶賛営業中。
お店の名は「モリトネリ」さん。店主1人と、客席は7-8席程度。
1-3辛を選べるそうで「2辛がレトルトカレーの中辛レベル」と、わかりやすいオーナーの説明付き。こういうの、大事ですよね。
カレーの周りを囲むサンボールが、彩り豊かです。
ここで調理をしている様子は一切ないので、加熱と盛り付けだけして提供する。そんな工夫でワンオペしているということですね。
向かい側のお店も、人が並んでいて、こんな路地裏のような場所に、しかも古いアパートの一階がうまく活用されて人を呼び込んでいます。
年数が経過しても人を呼び続ける賃貸住宅。なんだかオーナーとしては嬉しい響きですね。
しかし、これ、取り壊しとなるとどうなるのでしょう…。
飲食店は地域に根ざしているので、知名度を高めないと移転した時に苦戦します。だから、不用意に動きたくないわけですが…
もしも、建物の取り壊しや建て替えなどが発生して、「立ち退き」になったら…オーナーはさまざまな負担をしなくてはならない可能性が出てきます。
移転費用、営業補償料、新規物件の契約金…などなど、かなりの費用を請求される可能性があります。
安定はするかもしれませんが、不用意に店舗として貸してしまうと、あとあと苦しむ可能性があるので慎重に判断しなければなりませんね。