従業員成長の道しるべは、会社がしめせ

<教育にも見える化を>
 ロープレに限らず、社員の成長度合いが目に見えることは、会社にとっても社員にとっても大きなメリットです。売上の数字だけでなく、会社はもっと様々な「見える化」を行ない、社員の成長を導くべきではないでしょうか。導入しやすい見える化の例としては、1.マニュアル化と習熟度試験 2.資格手当の導入 3.成長ミッションの導入 4.昇格試験 5.必修研修プランニング 6.業務学習ツールの導入などが考えられます。
 入社して間もない社員にとって、マニュアル化と習熟度試験や資格手当の導入といった目標は非常に分かりやすい道しるべとなります。業務に必要な知識の吸収も、目標がない状態よりずっと早くなるでしょう。また、成長ミッションの導入や昇格試験といった人事制度を設けることは、中堅社員の向学心を刺激するだけでなく、目立った動きのなくなった彼らの実態を組織が把握しやすくなります。必修研修プランニングや業務学習ツールの導入といった外部のツールを使えば、社内のリソースを削ることなく社員を教育し、且つ全体の習熟度をテスト結果等で明確に把握できるようになります。オンライン学習とスクーリングを組み合わせれば、コストを抑えながら効果的な社員教育が実現するでしょう。
 人口減少が始まる日本社会において、社員教育の重要性は益々高まっていきます。そのとき、御社には社員の成長度合いを「見える化」するツールがあるでしょうか。