梅雨も終わりに近づいてきましたが、あちこちで豪雨の被害が出ています。
もし、管理しているお部屋で浸水被害が起きてしまったら、どうしたらいいのでしょう。
浸水被害後にやるべきことは
排水 ⇨ 乾燥 ⇨ 消毒
ですが、そこまでやったとしても、しばらく経ってカビがはえたり異臭がしたりすることが
多いそうです。
個人や素人が行えることには限度があるのですが、ここでは浸水被害があまりひどいものではなかった場合に
行うべきポイントをあげておきます。
ひどい場合は、まよわず業者さんに頼むことをお勧めします!
排水 水量が少ない場合にはバケツなどで汲み出しますが、多い場合は業務用ポンプなどを使い
排水させます。排水したら真水を流し、さらに排水させます。
最後は、雑巾やスポンジを使って残った水分を拭き取ります。
乾燥 扇風機やサーキュレーターなどで、徹底的に乾かします。
温風を使ってしまうと、木材が変形しやすいので、送風で根気よく乾かす必要があります。
消毒 消毒は「消石灰」を粉末のまま散布します。目に入ると危険なので、ゴーグルや手袋を装着し
充分に気をつけて行ってください。目安は1㎡あたり1kg 全体的に散布します。
サーキュレーターやポンプなどを使用する場合は、感電にも注意しなければなりません。
ちょっとした傷に雨水中の菌が入り、破傷風になる恐れもありますので
自信のない方は割高になっても業者さんにお願いしたほうがいいでしょう。
浸水被害に遭わないようにといっても難しいとは思いますが、
雨水が入り込みやすい箇所に土嚢やシャッターが効果的であるのであれば、
万が一のことを考えて、検討、準備を行っておくべきでしょう。