以前このブログで「賃貸不動産経営管理士」という資格について書きました。
「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」の施行に伴い、「賃貸不動産経営管理士」の必要性が認識されたことで、受験者数が大幅増加したようです。
令和元年と比較すると、昨年の受験者数は全国で3,733人増加しました。
しかし、合格者は552人減、合格率は7%低下しています。
令和2年の合格率は、29.8%。おなじレベルの合格率の資格には、社会福祉士・ホームインスペークター(住宅診断士)・国家公務員総合職(法務区分除く)・要約筆記者・ソムリエ(!?)などがあります。
今回の試験では、過去5年間で出題されたことのない未出題項目からの出題や、難易度の高い問題、さらに改正民法の知識を問る問題もありました。
また、「新型コロナウイルスに感染」というような近時のトピックスや実務をより意識した出題傾向でした。
令和3年度にむけた試験対策
「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」が一部施行されるため、出題内容が大幅に変更される可能性が予想されます。
過去の出題項目を早めに押さえた上で、周辺知識や未出題項目、時事問題なども理解を深めていくことが必須です。
対策講座などの情報を得て、今まで以上の十分な試験対策が必要となります。