賃貸管理業は、卸売業・製造業などと違い、オートメーションをし難い属人的な業務が中心で、人材や個々の能力が企業価値を左右します。しかしながら、以前にも触れましたが不動産業の離職率は業種別に見ても上位に位置し、人材確保がうまく行かない事で、本来得られるべき多くの機会損失を起こしている可能性があります。それでは、従業員が離職することで、企業にどれくらい損失があるのか、考えてみましょう。
<離職にかかるコスト・損失>
①従業員そのもの
②入社するまでの募集コスト
③入社した後の教育・研修コスト
④教育のためのマネジメントコスト
⑤オーナーからの信頼
⑥組織の効率と生産性
⑦知識の損失
上記の通り、離職に伴う企業の損失は非常に大きく、その後、また人材を募集することになり、繰り返すたびに企業の経営資源が失われることになります。離職率を軽減するためには、退職者面談を行い、何が原因で離職に至ったのかということをはっきりさせます。それに対する改善策を、幹部ミーティングを実行して話合い、改善していく必要があります。離職率を減らす事で、安定した組織の構築や、さらに良い人材の確保ができるという、プラスのスパイラルにする事が可能になるでしょう。
