あまりに体型が年齢相応になってきました。
手術から3ヶ月弱、もうそろそろ本格的になんとかしなければいけないと、この週末も朝ラン3連発。
東京のホームコースはすっかりと緑が深くなってきました。
所用があり、久々の吉祥寺へ行くと、たくさん人が出ています。
20年くらい前は家がちかったためによく行きましたが、ずいぶんと様変わりしています。
緊急事態とは思えないほど、商店街は活況です。
「さとう」のメンチカツは、現在230円。前は150円だったので、ちゃんと値上がりしています。
人がいれば、それだけ成長して、同時に経済は成長していきます。
ワカモノが集った「丸井」は、すでにもう何屋さんかわからないような感じで、オシャレ感は皆無。
角にあったおしゃれなカフェは、「やっぱりステーキ」に。
時が流れて、いろんなことが目まぐるしく変わっていきます。
今朝、全米プロで50歳のフィルミケルソンが優勝しました。以前乳がんで奥さんをなくして、順位も低迷する中、突然のメジャー優勝。
おじさんパワー、バンザイです!
心技体がなければ、こんな大舞台で勝つことはできないのに、50歳にして本当にすごいなと勇気づけられました。
何よりギャップを感じたのは、ギャラリーの多さと、みんなマスクをつけずに大きな声で声援をしていること。
「密です」って、遠い過去のようなボルテージ。
とっくにワクチン接種を終えて、新しい世界で生きている人たちと、ようやく接種が始まった日本。どこにその差があるのでしょうか。
テレビのコメンテーターは、ワクチン接種を冷静に進めることを称賛している人がいましたが。
日本はものすごく遅れをとっていることに気付かされます。
ワクチン開発、確保、認可、接種体制。
誰も責任を取らず、保守的に小さくなることで身を守る。何かすればメディアが面白おかしく取り上げて、さらに縮こまった発想になる。
政治だけじゃなく、僕たちの身体に刷り込まれてしまった30年にわたるリスクを取らない「ことなかれ精神」は、いつしか新しいことを拒絶する国民性になってしまったのでしょうか。
すでに先進国とは言えない体制や国力の日本を、再び力強い国にするためには、政治や誰かの批判ではなく、一人一人が責任を持って「本質」を見抜いて、行動をすることが大切なのかも知れません。
まぁ何よりも、僕自身にも言えることなのですが。