<オーナー満足度の高いプレミアムサービス>
続いて3つ目は、管理料を標準管理より高めに設定した「プレミアムプラン」について検討してみよう。管理料は少し高めになるが、これまでの管理サービスよりも付加価値を与えて、オーナー満足度の向上を図る。将来的にはこのプレミアムプランを標準として、ライバル他社とは明確に管理の差別化を図ることで、自社の管理の優位性を保つことで、より管理を拡大することが可能となる。
管理のサービス内容は、オーナーだけでなく自社のスタッフさえ、よく理解していないことがある。このような状態が続くと、本来やらなくてよい仕事も交渉力の高いオーナーに言われるがまま動いてしまい、結果として全体のオーナー満足度を低下させ、自社の利益が出ない体制となってしまうのである。今一度、自社の管理サービスを見直して、しっかりとメニュー化することで管理拡大は大幅に図りやすくなるだろう。