賃貸管理における広告媒体(メディア)の相乗効果

<賃貸管理における、トリプルメディア・マーケティング>

 媒体活用は、主に3つのフレームに体系立てて考えると分かり易い。これらを総称して「トリプルメディア・マーケティング」というが、それぞれの特徴を知り、効率よく合わせる事で高い相乗効果が生まれる。

トリプルメディア・マーケティングのイメージ

<ペイド・メディア:Paid Media>

まず1つ目は「ペイド(paid:払う)メディア」と言われる、費用を支払い広告掲載するいわば従来型の媒体である。一般的には不動産広告と言えば大手ポータルサイトが中心で、信頼度や訴求力は高い反面、情報の表現力(写真の数、情報)は乏しい。またコストがかかり、募集中は検索エンジンで物件名検索をすれば表示されるが、募集が終了すると掲載がアーカイブされ、該当物件の詳細を見ることができなくなってしまう。高いコストをかけて掲載をしても、情報がストックされていかないのは、情報資産として残らないのであるから勿体無い。