月曜日の朝、ドアを開けると外は完全雪景色。
安全を見て、かなり早めに家を出ましたが、雪に行く手を阻まれ思うように前に進まず。
そりゃ、自転車ですから進みません。
とは言え、分刻みで運行されている首都圏の交通機関は雪に弱く、バスなども完全にマヒなので…遅れるわけにもいかず、自転車ということになります。
途中から完全に大粒の雨が降り出し、傘もさせるはずもないのでビチョ濡れ。
おまけに、往来する車は歩行者に気を遣うこともなく、渋滞の中、少しスペースが開けば我先にと苛立つようにスピードを上げて行くのですが、その時シャーベット状の雪が全身に降りかかってきます。
靭帯の故障もあり鍼治療へと思い、懇親会を断念して帰ろうと駅に着いたのですが、朝の雪は徐々に凍り始めていました。
ふと見ると、おそらく全盲の方なのか自転車置き場の奥の方へと彷徨っています。
声をかけると、方向が分からなくなった…とのこと。
それもそのはず。
確かに、足元の点字ブロックは凍った雪に覆われ、これでは方向もわからなくなります。
自宅近くまで無事に送りましたが、なんだか頭がモヤモヤします。
まずひとつは、健常者以上に困っている方が目の前にいて、その人達が安全に歩行できる整備くらい、最低限して欲しいなとおもいます。
それからもうひとつ。
大雪や大雨など、日常生活から外れたトラブルや障害が発生すると、多くの場合、自分のことに精一杯になり周りが見えなくなりがちです。
しかし、障害を持っている人は、常に困難な状況で生活しているわけです。
でも、公共交通機関においてもイライラすることもなく過ごしているのではないでしょうか。
私たちにとって、こんなトラブルは恵まれすぎている日常を振り返る良い機会なのです。
何かが起こった時、人に氷水をかけるのではなく、手を差し伸べてあげられる社会であって欲しいと思います。
そして、、、鍼に行けなかったため、今日も電気治療を突っ込んだままワークです。笑