最近よく目にするようになった「コンパクトマンション」
利便性が高い場所にあり資産性が保たれるといわれ、建築棟数が伸びているようです。
床面積が40〜50㎡で、間取りでいえば1LDKか2LDKでしょうか。
ワンルームマンションでは狭いと感じる単身者や、子育てを終えたシニアカップル世代に人気です。
コンパクトマンションは大きな用地がなくても建てられるため、都心部や駅前などの利便性のよい場所に
建てられ、専有面積が狭い分価格もファミリータイプより抑えられ、シングルでも求めやすいことが特徴です。
ゆえに、今後は収益物件としての流通も増加してくるものと思われます。
そういった時流に合わせ、令和3年度の税改正では、住宅ローン控除の床面積条件が50㎡以上から、
40㎡以上50㎡未満の住宅についても対象になりました。(控除期間13年の措置について)
期限付きではありますが、おそらく延長されるものと思われます。
※この床面積は、登記簿上の面積です。壁の内法で計算した面積になるので、販売資料などに記載された
壁芯の面積より小さくなります。
収益物件として購入する場合はもちろん、住宅ローン控除の対象外ですが、
若い世代が購入し居住、ライフステージに応じて賃貸に出したり、親を住まわせたりと
利便性のよい土地にあれば様々な活用が可能となります。