寂しい秋に思うコト 〜新しいものか古き良きものか〜

秋も深まりあと一ヶ月と数日で今年も終わるのかと思うこの時期は、なんだかモノガナシイ季節である。
色付いたイチョウを見たり、鏡で自分を見たり、牛肉よりも野菜が明日の自分ために優しいことを知ったとことも、全てをさみしくさせる…それが晩秋。
そんな秋と言えば、なんだか別れを連想させる寂しげな季節でもある。
確かに布団も恋しい。。
そんなおり、我が家に以前から浮上している問題…今度の車検で、まる11年になる我が愛車を手放すかどうかと言う我が家にとっては一大事が浮上した。
何と言っても、上の子供と同い年のこの新車には思い入れがある。
家族と共に過ごし、夜な夜な出る子供の高熱の時には病院に行き、みんなで温泉も行ったし、仲間との多くの思いでもあるし、何よりゴルフではお世話になりっぱなしなのは、頭が上がらない。
しかし、新車から11年になる車で11万キロ走った。
イマドキの新車はスゴイ!
でも高い(T_T)
しかし、このまま愛車にはまだまだ乗れる!
でも古い(T_T)
地デジにも対応していない。
この車に再投資をすべきかどうか…。
まるで、新築か?リノベーションか?…のように考えて、先日はネッツトヨタに行き、子供だましのお菓子をもらい、おまけに子供が引いたくじでカレーセットが当たった。
カレー好きの私のためなのか、万人受けするからカレーセットなのか、もはやどうでも良いが悩むことになった。
子供だましのお菓子セットと、大人泣かせのカレーセットで気を引くトヨタは流石である(T_T)
それに試乗車はオトコのハートをくすぐる。
ピカピカの新車はMAXで高いわけであるが、11万キロも走っている我が愛車は、売ってしまったらせいぜい5万円とのこと…。
まだまだ、元気に活躍しているのに、いくらなんでも5万円と言うのは、これまでともに過ごしてきた我が愛車に申し訳ない。
今考えてみれば、カナダで乗っていたスバルは2.5万円で買って25万キロも走っていた。
改造したビートルなんて、メーターが一周してた。
やはり、日本人は贅沢である。
この中古車は、海外に行ったら『イイ車!』である。
売ったら価値のない車に長く乗り続けることが、実は一番お得なことである。
車は購入費用以上にランニングもかかるのである。
と言う訳で、さっそく車のタイヤを交換して、3月の車検に備えることになった。
新しいものの良さもあるが、愛着を持ったものを使い続ける良さもある。
まだまだ乗れるこの愛車が、どれだけ走ってくれるのか…ある意味新しい出会い…オデッセイをかんじる。
そんな発見があったこの秋も、なかなか悪いもんじゃないのかなぁ(笑)