気づきの力

今日から福岡に移動です。
日曜を挟みますが、約2週間ほぼ移動が続きます。
今日はバレンタインデーなんだそうで、チョコレートをいただきました。
一つは会社の方から(メッセージつき)
もう一つは、JALから。笑
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義理チョコ不要論などもありますが、必要か不要かは別として、これも一種のコミュニケーションな訳で。
このドライになった世の中では、義理チョコを使って「いつもありがとう」「チョコありがとう」こんなコミュニケーションが必要なものかも…なんて気もします。
お互いに感謝の言葉を掛け合える機会なんて、ありそうでなかなかないものですからね。
最近、「気づき力」「気づかい力」についてよく考えます。
そもそもスキルがあるとか、優秀であるとかは当然あった方が良いものなのですが、コミュニケーションが著しく上手ではない方がいます。
その根源には、「気づき力」に問題があるような気がしています。
ちょっとしたことにでも敏感に「気づける」人がいます。
一方で些細なことを放置し続け「気づけない」人もいます。
「気づける人」ってのは当然「気づかい」ができる人で、日本独特なホスピタリティなのかもしれませんが、相手に思いやりを持って対応をできることは、とても大事なことだと思います。
ぼくは敏感に気づける人を育てたいし、そう言う人と気持ちよく仕事をしていきたいです。
もちろん自分自身がその手本となるように、誰よりも配慮し率先してやらなければいけません。
アメリカの人たちでも、優秀だなぁって思う人は、視野が広く、些細なことを見逃さず、相手を思いやり、共感しあえる、すごく高いホスピタリティを提供してくれます。
人と接する営業マンに必要であるのは言わずもがなですが、どんな役を与えられていようとも、どんなシチュエーションでも、もっともっと相手の目線になって「どうしたら相手に喜んでもらえるか」と言うことに気づいてほしいなと思います。
もちろん感性とかの問題もありますが、まずは指摘されたことでも、カイゼンすべき点でも、ココがマズイってことに敏感に「気づける」かどうか。
気づけない人は、他責性が強いため自分は悪くなくて仕組みや周りの環境が悪い…と感じてしまい、一向に進化しません。つまり、成長が著しく鈍い人になります。
気づける人は、問題を自分の中に見つけ出し、自問自答をしながら感性を磨き続けることができるため、進化し続けます。
数値目標がどうのとか、PDCAがどうのとか、そんなことよりもまず持って必要なことってのは、「気づきの感性を高める」ことなんだと思います。
それらを高めるのは、性格的にできているセンスの良い人の方が稀で…結局、そんな人になっていく他ないのです。
本で学ぶ、人から指摘される、セミナーを聞く…向上する方法は山ほどあります。
「気づける力」を持ち五感を研ぎ澄ませば、これまで見えなかったことが見え始め、知らなかった世界が大きく広がります。その時初めて、過去の自分の至らなさを痛感して前に進みます。


会社でも家庭でも友達とでも、どんなコミュニティにおいても「フラットな気づける自分」でいたいものです。