評価者のエラー -事実と感情-

久々にホームに戻ってきました。
鹿児島から自宅に着いたのは、23:30を過ぎています。
とりあえず、睡眠!疲れは完全に癒えていませんが、髪を切り、そのままトレーニングへ。
今日のバイクトレーニングは、強風によりおそらく風速12m以上を超えていたと思います…
北向きには全然前に進みませんが、南方向は爆早です。笑
具体的に言うと北に進むのは20km、南に進むのは50kmのスピードが出ます。ギャップがすごい。
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話は全然変わり、先日人事管理セミナーを行ったときに話をした「評価者のエラー」について少し触れてみたいと思います。
友人でも部下でも、誰かを評価するとき、また何か意見をするときに、人は判断を見誤ることがあります。
例えば、よくあるのが、初めて会った人でも「同郷だから信用できる」と決めつけてしまうこと。
それから、「同じ趣味を持っているからこの人は良い人だ」など、自分と共通点を見つけて、それをもとにその人を主観的判断で決めつけてしまうことがあります。
「後光効果(ハロー効果)」も日常的によく目にします。
例えば、一つ何かよく出来ることがあると、「この人は〇〇ができるから他もできる」と決めつけてしまうこと。
これをポジティブハローと言い、逆をネガティブハローと言います。
このように、本来の事実の姿を、自分の主観が強いために歪めて捉えてしまうこと、これらを「評価者のエラー」と言います。
これはよくある、心理的な認知ミスですが日常には、こんなことがありふれています。
それから、評価というよりも日常会話の中にも、実際に起こっている「事実」と、自分の主観が入った「感情(意見)」がごっちゃになる人もよく目にします。「事実」が「感情(意見)」に歪められてしまって、本来の正しい評価ができないのです。
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これらがごっちゃになってしまう人が、日常コミュニケーションの中にはたくさんいらっしゃいますが、この人は一体何を言いたくて、何が起こっていて、こちら側にどんな判断を求めているのかが、聞き手は全く不透明になります。
これは、プレゼンテーションにおいても言えることで、「事実」と「意見」というのを分けないと、聞き手側に伝えることができません。
日常の中に受け入れにくい感情があるとしても、そこと事実は切り離して考える習慣をつけなければ、いつまでたっても感情に左右されてしまう自分のままでいます。
広い視野で捉える、EQ(感情的知性)を高める、心理的エラーを克服する。
これらはビジネスでも人とのコミュニケーションでも、より円滑に物事を進める上で、とても重要なことだと思います。
さて、明日からは再び宮古島へ向かいます。