熱海で起こった土砂災害では行方不明者が多数出ています。
少しでも早く救助活動が進むことを願うばかりです。
毎年、自然災害で被災される方のニュースが後を絶たず、心が痛みます。
被災された方だけでなく、外国人や高齢者、障害者や子育て世代などで
住まい探しに困っている方は大勢いて、今後も増えていく見通しです。
行政のサポートとして、住宅セーフティネット制度があります。
制度の内容は
1 住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度
2 登録住宅の改修や入居者への経済的な支援
3 住宅確保要配慮者に対する居住支援
住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅の登録については
・耐震性を有すること
・床面積が25㎡以上あること
といった条件があります。
また、入居を拒まない住宅確保要配慮者についても、範囲を限定することが可能です。
たとえば、「障害者の入居は拒まない」とか「被災者の入居は拒まない」などです。
登録すると、セーフティネット住宅 情報提供システムにて
物件の情報が公示されることになります。
https://www.safetynet-jutaku.jp/guest/index.php
そして、入居者の受け入れにあたり、必要な改修工事を行う場合は、改修工事費の補助を
受けることができます。
対象となる工事の主なものは、
●バリアフリー改修工事
●耐震改修工事
●間取り改修工事
●子育て世帯対応改修工事
各工事、補助金上限の例は100万円/戸。
※工事の組み合わせにより上限の変更あり
補助金交付申請の提出期限は2022年2月28日になっています。