セルフ内見型賃貸サイト「OHEYAGO」が同棲に関する意識調査を行いました。
調査によると、同棲経験者は42.2%だそうです。
結婚という形に拘らない方達が増えているのか、多いな、というのが私の実感ではあります。
同棲をして良かった理由として「価値観を知ることができた」「支え合って生活できた」
また、良くなかった理由としては「自分の時間がとりにくくなった」「生活習慣の違いがストレスになった」などが挙げられています。
賃貸経営者側、管理会社側としては、良かった・良くなかった、よりも、
そもそも結婚間近の方以外の同棲者の賃貸借契約をどう行うか、のほうが気になるのではないでしょうか。
同棲の場合、二人の法的な関係性が薄いことがネックとなります。
なぜならば、家賃の滞納が起きた場合、契約者にしか家賃督促ができません。
関係がうまくいっているのであればお互い協力して家賃を払うこともあるでしょうが、
関係が悪くなっていたり、すでに別れて契約者の方が出ていってしまっていたり。
そういったトラブルは十分考えられるので、あまり積極的に貸したがらないオーナー様も
多いのではないでしょうか。
トラブル回避のためには
保証会社との保証契約を必須とする。
契約者ではない側を連帯保証人にする。
また、若い世代の同棲については、
お互いの親に連帯保証人になってもらう。などが考えられます。
オーナー様としては長期安定的に借りてもらいたいので、どうか別れないでね、といった
ところが本心ですよね。