<利益に見合う仕事をするには>
最後に、優先順位を変える方法をお話します。これは冒頭で挙げた「売上が立たない仕事、もっと安価な人件費でできる仕事、契約内容ではあるものの料金に見合っていない仕事」を改善するだけでも変えられるでしょう。売り上げが立たない仕事・料金に見合わない仕事をしてしまうのは、そもそも商品・サービスの価値が社内で定まっていないからです。たとえば、料金表やパンフレットを作るだけでも社内で価値が協議され「何で利益を上げるか」が明確になるでしょう。管理契約書を作成すれば「何に料金が発生するか」がはっきりし、オーナー様からも対価を頂戴しやすくなります。
もっと安価にできる仕事とは、アルバイトに任せたり専門業者にアウトソーシングしたりすることでコストが下げられる仕事のことです。任せてしまえば、コストが下がると同時に自社スタッフに時間が生まれます。この時間は、決して余暇ではありません。先述の4の業務をこなし、オーナーの信頼を勝ち取るための大切な時間です。