ハプニングをプラスに変える。

グランドオープン初日、結局2時の閉店近くまで店にいました。
最近あまり睡眠をとっていないので、疲労困ぱい。
翌朝、8:50発のJTA一便で、東京へ帰って、午後からはやること満載…の予定が、保安検査場を通過する前に、突然「欠航」らしくざわついています。
急いでチェックインカウンターへ向かうと、近くでは職員に詰め寄るひとが。
こんなことはよくあることで、怒るよりもまずは列に並ぶことが先決。笑
ただ、「旧十六日祭」という、こちらならではのお正月とお盆が混ざったようなイベントが終わって、皆遠くから宮古に帰省しているひとが今日各地に帰ります。
日曜日の今日がUターンラッシュのため、欠航になるとそれ以外の便も全て予約で満席。
とりあえず、まずは並んで様子を見ていると、いろんなひとがいます。
大きな声でクレームを言い続けるひとは、全然周りが見えておらず、気がつけば自分より後から来た人にも先を越されて列に並べていません。
係員からは、「順番にお並びいただいて、ご手配をします」と言われて振り向くとこのありさま。
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そのひとは、クレームを言うことで冷静さを見失い、今置かれている立場が客観視できていません。
さらに「上の人間を出せ!」と、さらに状況を悪化させます。
つられて強くクレームを言うひと、そんな人を見て不快さでイラつく人、ただ大人しく並ぶ人…いろんなひとがいます。
飛行機は安全第一なので、飛べないこともあります。
特にJTAは機材も少ないし、宮古空港には整備士さんもいないため、那覇から飛行機が飛んで来なければ、飛び立つこともできません。
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だから、職員に怒りをぶつけようとも、どうしようもないのです。
全国あっちこち移動すると、ハプニングはつきものです。
まずはそうなった時の別の方法を考えておくこと。
そして冷静に判断することです。
たしかに、東日本大震災はさすがに想定ができませんでしたが、その時も私はベストな選択ができたと思います。


みんなが感情的になればなるほど、冷静になる自分がいますが、やはり「冷静さ」が大事なんじゃないですかね。


それから、どんな状況においても、開き直ってベストな方法ってのは必ずあります。
限られた中で、どうしたら今よりよい成果になるのかを考えればいいだけ。


感情的に「怒り」しか出せないひとは、ただ責任を相手に押し付けているだけな気がします。
だってどうしても100%外せない予定があれば、あらかじめ予約して、昨日の夜便で帰ってたらよかったんです。決断をしたのは自分です。
まぁ確かに別便に振り替えは無料でも、他社を使ったら保証されないのはツライのですが(^^;;



結局、臨時便の用意が未定で、仮に宮古-那覇が飛べたとしても、那覇-羽田の夕方以降はすでに満席で全滅。
いったん、空席待ちをしますが、ほぼ無理だと判断。
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宮古空港でなん時間も待たされた挙句、那覇に足止めを食らうリスクがあるため、私が出した結論は「延泊」です。
今日は、午後に家に帰ってやること満載でした。
明日の朝は、病院に行く予定で、全てがキャンセルです。
しかし、開き直ってしまえば、この暑い宮古島で本番さながらのトレーニング(と言ってもランだけ)ができます。

それからずっと移動が続いているので、疲労困ぱいのこの身体を、宮古で信頼のおけるトレーナーのところで鍼を受けることができます。
プラスに考えれば、与えられた状態で、その時しかできないベストウェイがあります。


「冷静さ」、「与えられた状態を受け入れて開き直る」、この2つで状況はプラスに変わります。


みなさん、くれぐれも怒っちゃダメですよ。
痛い大人になっちゃ、ダメ絶対!