どのような建物や工事がポイント付加の対象になるのでしょう。
賃貸住宅にフォーカスしてみていきましょう。
対象住宅の性能要件等
賃貸住宅の新築工事
- 全ての住戸の床面積が40平米以上あること
- 建築物省エネ法に基づく、住宅トップランナー制度の賃貸住宅にかかる基準に適合すること
住宅トップランナー制度??断熱等級4以上、一次消費エネルギー等級4以上とのこと。
トップランナーと言うからにはさぞかしハードルが高いのでは?と思ったら、最近建っている建物はほぼ4以上あるとのことでした。
リフォーム工事
- 開口部の断熱工事
- 外壁・屋根・天井または床の断熱改修
- エコ住宅設備の設置
上記いずれかの工事は必須です。 - 耐震改修
- バリアフリー改修
- リフォーム瑕疵保険等への加入
これらは任意です。
エコ住宅設備とは、太陽熱利用システム(発電システムではありません)・節水型トイレ・高断熱浴槽・節湯水栓・高効率給湯器など。
賃貸住宅のリフォームにこれらの設備投資をすることは、かなりの負担になると思いますが、時流に合わせた新しい空室対策と捉えてもいいのかもしれません。
次回は、気になるポイントについて。