幸福の資本論

2020年、独立と共にコロナ禍が発生という、波乱の幕開けとなった創業期な訳ですが、お陰で講演やら研修もほぼオールストップとなってしまいました。普通ならもう諦めて、マックジョブでもやっている頃かもしれませんが、心ある人の支えの中で、なんとか生きてる今の僕です。

今年の1月にオーナーセミナーを行いましたが、そこから約8ヶ月人前でお話はして来なかったのですが、経営計画発表会にお招きを受けて久々にお話をしました。

今回のテーマは、「幸福」について。なんか若干宗教がかっているように感じますが、そもそも幸せってなんなのでしょう。

人によって「幸せ」の価値観は違うと思います。美味しいものを食べている時、寝ている時、大切な人との時間を共にしている時など、人それぞれなんだと思いますが、その幸せを手に入れるためには何が必要なのか、と言う大それたテーマでのお話をしました。

わたしの大好きな作家さんで、社会評論家でもある「橘玲さん」と言う方がいらっしゃいます。この方の本はたくさん読ませていただいているのですが、中でも2017年に出版された「幸福の資本論」という本が大好きです。

幸福になるための3つの資本「人的資本」「金融資本」「社会資本」と、それらをどうポートフォリオをするかで8つの人生パターン(貧困、プア充、リア充、ソロ充、旦那、退職者、金持ち、超充)がきまる。と言う、そんな本です。

上を目指せば目指すほど、いま何を目指すべきか。何から始めるべきか、と言うことがよく見えてきます。(わたしの中で2017年、大おすすめな本ですので、ぜひ読んでみてください。)

これは本に書いてあるものでは無く、持論なのですが。とにかく言えることは、どんなにお金持ちでも、どんなに貧乏をしていても、誰にでも平等なものが存在します。それは「時間」です。あらゆる資本をどう活かすにしても、まずは時間というベース資本をどう分散投資をすることが最適なのか、を考えなければいけません。これは私自身にも、言えることですが。。。

そして充実した幸福を目指すためには、「人的資本=働くこと」が幸福の源泉であることはいうまでもありません。しかし、何も考えずにただ働くということでは、限られた時間の中で幸福になることは難しいのかもしれません。人生100年時代となり、人は長生きをします。つまり一生作業的に働き続ける人生が良いのか、楽しみながら働き「悠々自適」に生きるのか、では全く考え方が異なります。

これは、本の中に書かれている内容を転載しているのですが、今皆さんはどんな仕事をしているのでしょうか。

橘玲著 幸福の資本論より抜粋

毎日ワクワク楽しく働ける未来のために、今何をすべきか。「社会資本=人とのつながり」「金融資本=お金にお金を作らせる」を作るために、今をどう生きれば良いのか、なんてことを考えなければなりません。

今回、そんなことに触れつつ、あっという間の80分でした。同世代の男性に刺さって欲しかったのですが、女性陣や最高齢の会長がしっかりと聞いてくださっていたのがとても印象的でした。

懇親会にも参加させていただきましたが、ここのところ寝る時間が早いので眠くなるのがすごく早いです。歳なのかなんなのか、明日また一つ歳を重ねることでさらなる進化ができるよう、わたしも「超充」の世界へ行けるようにがんばります!